平成21年度、西中学校の2年生の宿泊学習(2泊3日)を、それまでのスキー教室(1月)から志賀高原での林間学校(9月)に変更した。 スキー教室は、林間学校に比べ1万円程余計に費用がかかる。日本経済は年々悪化の状況にあり、保護者負担軽減の必要性を感じていた。また、インフルエンザの流行次第で多数の生徒が出席停止になり、参加できない事態も考慮したのである。 次年度からの変更が保護者に伝わると、1学年のPTA役員などから反対の声が幾つも寄せられた。上の子がスキー教室だったので下の子にも体験させてやりたい。上手になったことが自覚でき、達成感も味わえるといったことが反対の理由だったが、物事を変えること自体に…