人が人を理解するとき、どうしても自分の枠組みを当てはめようとします。 それでも、できることならば、できるだけ、自分の枠組みを当てはめてわかったつもりにならずに、あるがままに理解しようとする姿勢が大切だと思います。 自分とは違う世の中のマイノリティを理解するときに、マイノリティの人たちはこういうものだという形を作ってあてはめて理解したつもりになるということが、よくあります。 ある経験をした人は「こう感じるはずだ」と決めつけてしまいます。離婚をした親の子は・・・とか、犯罪の被害者は・・・とか、受験に失敗した人は・・・とか、枚挙にいとまはない。 世の中のマイノリティについて、そういう人たちは・・・だ…