「伝統構法」って? そもそも大工の棟梁が「ホンマは石場建てがエエねんけど・・・」とか 言い出したのがキッカケで調べ始め、ハマってしまった! それまでは聞いたことも見たこともなかった言葉だった。 「伝統構法」とは、 西洋建築の影響を受ける以前の日本の伝統的な建築構法のこと。 地場の樹の特性を活かしつつ、木と木を組み上げて建物を構成する。 敢えて「構法」という言葉が使われているのは、 この建物を構成する方策というニュアンスが込められているからで、 単に建て方という意味で「工法」というのとは意図的に区別している。 材木の柱や梁などで家を組み立てるのが木造軸組工法。 (同じ木造でも2×4工法は、壁パネ…