見沼代用水、今年夏が盛りになる前まで、途中から2本に分かれた東縁、西縁の水路をそれぞれ歩きました。ようやく涼しくなってきましたので、分岐点より上流をたどって利根川まで徘徊することにしました。 以前、見沼代用水を歩きはじめたときにまとめた概要を再度掲載します。【自分用復習】 「見沼」は現在のさいたま市緑区、見沼区、北区などの範囲に江戸時代初期開かれた見沼溜井(農業灌漑用貯水池、ダム、ため池)のことです。それ以前にも湿地、沼沢地としての見沼は存在しました。見沼溜井からは東西2つの農業用水路が開かれます。(これがのちの東縁、西縁)江戸中期、天保の改革の一環として見沼溜井の干拓と新田開発が行われること…