福岡市は、自衛隊のリクルートのために18歳と22歳の市民の名簿を自衛隊に提供しています。 福岡市政だより2024年4月15日号より この問題について、「議会と自治体」2024年5月号に、有田崇浩・平和新聞編集長が「『安保3文書』と軍拡の現段階」という論文を書いていました。 現在、自民・公明政権は安保3文書にもとづいて対米従属下で「戦争国家」づくりを進めていますが、この名簿提供の動きは、そのような政治の動きの中でどう位置付けられているかを解明した部分に注目しました。 安保法制下および安保3文書のもとでの「名簿提供」 まず、自衛隊は安保法制で任務が危険になったこと、そして少子化で、応募者が減ってい…