お題「自分にとっての「ライナスの毛布」」 ライナスの毛布とは、安心毛布と言って執着している対象の事を言うそうである。 人間には皆「よりどころ」があると思う。 人によってそれは違う。 例えば、ある人にとってはそれが家族や恋人であったりするし、別の人にとってはお金や地位かも知れない。宗教を信じている人のよりどころは聖典や聖句、あるいは崇拝対象である神である。 ある種の哲学によれば、人間が生まれてきたのは偶然であり、生きる意味などないのだという。これは最大の自由であるが、何の制約もない点で恐ろしくもある。 実存主義者であるサルトルは「人間は自由の刑に処せられている」と述べた。似た様な事を別の角度から…