流行りの無人島へフェリーで出かけたものの、パリピでごった返していてクタクタに。いくらなんでも流行りすぎている。無人島のアイデンティティが問われる。 「冬なのに、みなさん何しに来るんですか。ここまで並ぶとは思ってなかった」「いやぁ、島に来たことが重要なんじゃないですか。ちなみにこれ、僕らからすると混んでないです。ゴールデンウィークなんて、ものすごいですよ」 島内ツアーガイドの呼び込みの声に重なるように、訪問客と船員の会話が聞こえてくる。人波に疲れたので早々に切り上げ、いつもの浜辺で口直しのビーチコーミングにトライ。もっと静かに過ごしたい。 手のひらサイズのヒトデと、パール感のある貝と、シーグラス…