角の、溝の、絨毯の、チリに埃に髪の毛が履けば出てくる面白さ。部屋を箒で掃いたのは、あれ?いつだったかな。 環状7号線から少し入ったところに佇む箒専門店「そうこう箒本舗」。 カラフル箒が何屋さんかと目を誘う。 扱うは手作業で作られた棕櫚の箒。 棕櫚(しゅろ)は程よく油分が含まれていて履いても埃がたたない。畳やフローリングの角から隙間まで履き出しやすく、軽くて丈夫で長持ちする。店主が技法を確かめるために取り寄せたと言う100年ものの箒は今も店で使われている。 箒の他には塵取りとタワシと刷毛もろもろ。↑は合羽橋で手に入れたおろし金の手入れに丁度良かった。 眺めていたら「こっちは売り物ではありません」…