一人の女性の想いから始まった加唐島椿油の石けん開発。 自身が使うボディオイルはできるだけオーガニックのものを選んでいた、 唐津市出身のグラフィックデザイナー・松尾聡子さん。 さまざまなボディオイルを購入しては試し、調べているうちに 地元・唐津呼子湾の沖合いに位置する加唐島に、 農薬不使用の椿からとれる椿油があることを知りました。 島に自生する椿の木から、ひとつずつ実を採取し、搾油、ろ過、瓶詰め、販売まで 島の方の手で行われており、その椿油は食用としても使える高品質なもの。 「こんなに良いものなのに、なぜもっと活かさないの?」 松尾さんは、この良質な加唐島の椿油を地域資源として活かしたい、 島民…