今回は結果としてドゥラメンテ最後のレースとなってしまう宝塚記念。だが現時点では通過点に過ぎなかった。 キタサンブラックは、ドゥラメンテが凱旋門賞を目標に掲げ強い意志を持つ姿を見て圧倒されてしまう。 だが雨の日の昇降口における会話を通して、ドゥラメンテはキタサンを認知すらしていないことが判明する。 お前は誰だ扱いされたキタサンは奮起し、その名をドゥラメンテに刻むため、宝塚記念のターフに立つ! レースは逃げるキタサンと追うドゥラメンテの展開となり、最後の直線でドゥラメンテはゾーンを発動する。 だがドゥラメンテは足に違和感を覚え崩れかけてしまう。そんなドゥラを蘇らせたのがキタサンの走りであった。 キ…