癸卯年初七日。気温摂氏20.3/27.8度。晴。 クリストファー=イシャウッド(1904〜1986)が母の長年の日記を元に父との手紙などをまとめた英国の或る家族の記憶『キャスリーンとフランク:父と母の話』(横山貞子訳、新潮社)通読。 クリストファーの母、キャスリーンは14歳から亡くなる91歳まで綴つた日記。軍人の父親。地主階級の恵まれた生活。ヴィクトリア朝末期の英国、ボーア戦争、アイルランド独立運動の勃興、から第一次世界大戦。クリストファーの成長。 訳者(横山貞子)の「あとがき」より わたしがこの本と出会ったのは、夫があるとき、おなじ本を何回もくりかえし読んでいるのに気づいたことがきっかだった…