作家。1984年兵庫県生まれ。 1999年、中学3年の時に中学生将棋王将戦で優勝。同年9月奨励会に6級で入会。井上慶太九段門下。 1級まで上がるも2003年、19歳で退会。 その後大学、社会人生活を経て作家活動を始める。 2010年、ジャンプ小説新人賞フリー部門特別賞を受賞。 2011年、「サラの柔らかな香車」で第24回小説すばる新人賞を受賞。
『yom yom』65号にミニ連載「結婚というタフなビジネス」第4回として『ジェーン・エア』の記事が出ました。書誌情報は以下の通りです。 北村紗衣「結婚というタフなビジネス(4) 結局は結婚する、ただし条件つきで」、『yom yom』65号(2020年12月):172 - 177。 yom yom vol.65(2020年12月号)[雑誌] 作者:ハリー杉山,酒井順子,三上延,荻上チキ,橘蓮二,千加野あい,榎田ユウリ,最果タヒ,朱野帰子,小佐野彈,加藤千恵,早坂吝,馳星周,橋本長道,中江有里,燃え殻,谷口菜津子,磯谷友紀,長谷川純子,藤原辰史,丸山ゴンザレス,新井見枝香,千早茜,野口あや子,北…
今回紹介するのは、2014年9月25日発行の『サラの柔らかな香車』という本です。 著者は橋本長道(はしもとちょうどう)さん、出版社は集英社です。 橋本さんは兵庫県出身の「元奨」で退会後、大学に進学し卒業後、この作品で「第24回小説すばる新人賞」、「第24回将棋ペンクラブ大賞(文芸部門)」のW受賞を頂いています。他の著書に「サラは銀の涙を探しに」があります。本書は、「将棋✕青春物語」である。 「公園を毎日さまよう少女サラには奇跡の将棋の才があった!天才とは何か・・?厳しくも鮮やかに才能がぶつかり合う青春長編物語である!」※巻末において、あの「大崎善生」さんが解説されております。興味ある方は、一度…
将棋を題材にした小説 将棋を知らなくても楽しめる作品をあつめました。 瀬川晶司『泣き虫しょったんの奇跡』 大崎善生『聖の青春』 橋本長道『サラの柔らかな香車』 橋本長道 『サラは銀の涙を探しに』 杉本晶子 『歩のおそはや ふたりぼっちの将棋同好会』 小山田 桐子 『将棋ボーイズ』 瀬川晶司『泣き虫しょったんの奇跡』 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ 瀬川 晶司 講談社 2010年02月13日頃 売り上げランキング : 楽天ブックス Amazon by ヨメレバ おすすめ度:★★★★☆ アマチュアからプロ棋士になった、史上2人目の棋士の自伝小説です。将棋を題材にした小…
『yom yom』62号にジェーン・オースティンとジョージ・ムアに関する記事を寄稿しました。英文学における結婚を扱うもので、この後何回か書く予定です。書誌情報は以下のとおりです。 北村紗衣「結婚というタフなビジネス」『yom yom』62号、2020年6月号、56-61。 yom yom vol.62(2020年6月号)[雑誌] 作者:朱野帰子,加藤千恵,武田綾乃,門井慶喜,小林勇貴,小佐野彈,最果タヒ,燃え殻,中江有里,橋本長道,結城充考,成田名璃子,谷口菜津子,澤田智洋,新井見枝香,千早茜,北村紗衣,トミヤマユキコ,今祥枝,なみちえ,南沙良,長井短,清田隆之,濱野ちひろ,出口治明,カレー沢…
ということで勢いで作った今だからこそ読みたい!シリーズの最後、第四弾一般文庫編です。こちらもこれまであまりこれまでセレクトしてこなかった作品も含めつつ、印象に残っている15作品を選んでみました。以上四企画、今の時期しばらくは外出なども難しい判断を迫られる日々は続きそうですが、そんな状況の気分転換になれば幸いです。 1.どうかこの声が、あなたに届きますように (文春文庫) どうかこの声が、あなたに届きますように (文春文庫) 作者:なつ, 浅葉 発売日: 2019/09/03 メディア: 文庫 地下アイドル時代に心身に深い傷を負い、鎌倉の祖母のもとでひっそりと生活を送っていた小松奈々子20歳。そ…