国会図書館の「次世代デジタルライブラリー」を利用する機会が、今後ますます増えそうです。 「詳細検索」の機能が実に便利。 これを使うと探しものが見つかる確率がかなり高くなりますね。 例えば、本文用のボックスに「志賀直哉」、著者のボックスに「正宗白鳥」と入れて検索すると、 「志賀直哉氏の『和解』はこの頃讀んだ新作家の作中では、最も面白くすらすらと一氣に讀通されたが、これでさへ肝腎な親子の暗鬪については、表面を掠めて書流してゐるばかりであつた。父親の心理については殊に書き方が稀薄で要點を逸してゐる」 などという、検索する側にとっては正にストライクとも言える文章が一発で出てくる訳です。 当然、表示され…