<< 第二章 おてんば姫の冒険 [一覧] 第四章 モンバーバラの姉妹 >> ここはエンドールからはるか北にある小さな町、レイクナバ。 この町にトルネコという一人の男が住んでいた。 今は人に使われる身だが、お金を貯めて世界一の武器屋になる、それがトルネコの夢だった。 妻のネネがトルネコを起こすところから物語が始まる。 「あなた、いつまで寝てるの?早くお店に行かないとまた親方に叱られるわよ。」 「ねえ、あなたったら。」 やっと目を覚ましたトルネコ。 ネネはお弁当を持たせてくれた。 「やっと起きたわね。はいこれ、お弁当。」 「家を出たら寝ぼけないで真っ直ぐ西に歩くのよ。じゃあ、今日も頑張ってきてね。…