毎年恒例の「地下版画工房の仲間たち展Ⅶ」の展示が始まります。 数年前に閉校した武蔵野美術学園の版画専攻の有志の元教授と学生による版画を主とした展示です。今回で7回目となります。元教授のリトグラフの永井研治先生を始めとして計14名の展示です。版種も銅板、リトグラフ、木版、紙版、コラグラフ、スクリーンプリントなど多岐にわたります。学園閉校後、様々な環境や場所で続けてきた制作の発表です。 版画はまず版を作ってそれを摺るという工程があります。紙をめくる瞬間が版画の醍醐味のひとつかもしれません。めくるめくめくる愉しみです。 よろしければどうぞ版画の静かな世界を味わいにお越しください。 2014.2.14…