「武道論」内田樹さん著 個人的な話だけど、毎日のように神社にお参りし、週に一度お寺に通っている鳥居をくぐるとき、山門をまたぐときに、なにかしらの挨拶をどこともない空間に向かってしている 人によっては「そんなの非合理的!」って言うと思うし、かつての自分自身もそう思っていたしかし、この「非合理的!」って思うのが一番のミソであることが、著者の話を聞いててわかった 著者の話を自分なりの言葉に直すと、非合理的なことをわざわざするのは、脳に対して「これから脳の役割を一時的に低下させます」という自分に対する宣言だったと気づいた そうやって脳の役割を抑えると、体が全面にでてくる 武道論 これからの心身の構え …