隅田川を下る水上バスで鉄道の歴史や最新事情を語る小林祐一さん 新しい商店街を形成するれんがアーチ橋も立派な鉄道遺産だ=新橋駅付近 水上バスを運航する東京水辺ラインがクルージングと鉄道史まち歩きを組み合わせた「歴史クルーズ・小林祐一の鉄道散歩~山手線がつくった街『東京』~」が2月27日にあり、29人が参加した。 小林さんは交通史学会の会員で、JR東日本の山手線に詳しいという。クルージングに先立ち、「『汽笛一声』から高輪ゲートウェイまで 山手線開拓の歴史をたどる」と題して講演。 日本の鉄道は東海道と中山道に沿う形で計画されたことや、池袋―田端間が最初に山手線と名付けられ、1932(昭和7)年に現在…