「やはり死ぬのは、がんでよかった」(中村仁一著 幻冬舎新書 2021年発刊) 市井の立派な日本人を知り、泣ける本でもあります 前回紹介しました対談本での「医療」より「介護」や「穏やかな死」に主眼を置いた話になります。 国守衆兵庫チャンネル - YouTube 老人ホーム診療所所長としてがん放置患者を100例診てきた中村先生。ご自身も希望通り昨年6月肺がんのため自宅で穏やかに亡くなりました。末期医療を受けることなく、直前まで自力でトイレに行き、食事を自分で摂っての見事な最期です。まさに人間らしい死を見せてくださったのですね。 <人間は本来、穏やかな死を迎えられるようになっています。それを邪魔して…