今この瞬間は選択と決定の連続である。 今、左の道を行くか、右の道を行くか、 今、塩ラーメンを注文するか、それとも味噌ラーメンか、 今、これを買うか、買うまいか、または、 あの人と会うか会わないか、を、瞬時に決断している。 そして、今を信頼するとは、自分が下した、 これらの決断を100%信頼して肯定することである。 たとえ、ああシクった、と思ってもそれで100%正しい。 こう書くと、今この瞬間に〝在ろう〟としたり、 今を信頼〝しよう〟としたり、あの決断は正しかった と言いきかせ〝よう〟としてしまうのだが、 今この瞬間に〝気づこう〟としなくても、もうすでに、 どんな人も今この瞬間にいて、それを信頼…