漫画「北斗の拳」で、北斗七星の傍らに輝くといわれている蒼い星。 この星が見えると、その人の死期が近いという。
実は実際の北斗七星にも「死兆星」は存在する。 北斗七星のひしゃくの柄の部分から2番目にあるMizarは、肉眼で確認できる二重星で、隣にAlcorと呼ばれる星を従えている。従って、目の良い人ならば誰でも死兆星を見ることができる。別に見えたからといって死ぬことはないのである。 なお、古代アラビアでは、兵士の視力検査にAlcorが使われていたという。