サハリン(旧樺太)から残留日本人とその家族が5年ぶりに一時帰国した。きのう新宿で一時帰国者をかこんで歓送会があり、私も参加してきた。 NHK札幌 新宿での歓送会。左手で挨拶する白い服の女性は、日本人の父と絶滅が危惧されるウィルタの母をもつ北島リューバさん。サハリンの民族構成も多様である。(筆者撮影) 1989年からサハリンの残留日本人、韓国朝鮮人を取材したことは私の原点の一つだった。多くの日本人とその子孫から、戦後処理に翻弄された人生を聞かされ、一緒に美空ひばりを歌った。 takase.hatenablog.jp 当時、ソ連と韓国は国交がなく、私の取材テープを無料で韓国のプロダクションに託した…