油浸絶縁ケーブルの絶縁低下は,主にシースの腐食・外傷などによる絶縁体の吸湿,浸水やケーブルの熱伸縮などによる空げきの発生,長年月の使用による絶縁体の変質などの単独あるいは組み合わせにより発生する。 また,架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV ケーブル)の絶縁低下は主に水トリー(water tree)の進展により発生する。 絶縁低下の要因 水トリー CV ケーブルの特徴 絶縁診断方法 直流漏れ電流測定 部分放電測定 OF ケーブルの部分放電測定 油浸絶縁ケーブルの絶縁油調査 油中ガス分析 絶縁油特性試験 CV ケーブルの絶縁診断 残留電荷法 交流損失電流法 耐電圧法 コアずれ測定 事故…