[内容] 葬儀の現場の実情と、それに携わる人達の思いや本音に光を当てたルポ。 [感想] 葬儀の専門学校に通う生徒達を皮切りに、葬儀社の社員、納棺師、復元師、 火葬場職員などに、その仕事の内容と彼等の心の内を語ってもらっている。 葬儀の意味・歴史・将来の他、エンバーミングやネットでの棺桶の買い方 など、本書に書かれている事の殆どは初めて聞くことばかりで、驚かされる ことが多かった ※エンバーミング=遺体の防腐や消毒、外傷の修復などを目的に施術する事。 アメリカで南北戦争の際、亡くなった兵士の遺体を遺族の元に長距離 搬送する必要があったことから始まった。 様々な死に方と、凄惨な状態の遺体を復元する…