「 母という呪縛 娘という牢獄 作者:齊藤彩 講談社 Amazon 齊藤 彩<所感>「モンスターを倒した。これで一安心だ。」とのツイッターの書き込みが有名な実娘による母親殺人事件。人を殺すことは殺人であり重い罪。しかしそこに至る過程に踏み込むと殺人者が絶対的に悪なのかと考えさせれる。母親は自分の娘の将来(医学部入学、そして医者)を願った。極端なまでに。9年間も娘の生活を縛り付けたが、医学部は実らず。そして実の娘に夜母親の殺人という結末に。著者と犯人(娘)の書簡で「母親か自分が死なないとこの生活は終わらない」という心情が語られていたが端から見てもそう感じる。自分がその境遇だとしたら。。親ガチャと…