母の我慢

ずいぶん昔のある日のこと。 私はとても緊張した顔で、大きなテーブルを前にしていた。 お店のビビンバ その頃、私達の住んでいる地域に、初めて韓国料理のお店が出来た。 しばらくたつと、そのお店はとても評判が良く、いつも賑わっていた。 我が家も、やっとそのお店に足を運んだのだ。 韓国料理の名前は幾つか知ってはいたけれど、当時食べたことがあるのはキムチだけ。 韓国料理は辛いものがいっぱいあると聞いていた。 私が食べられる辛さは、せいぜいスーパーに売っているキムチや辛子明太子くらい。 それ以上辛いと、舌が痺れてしまって味がわからなくなってしまう。 もし、お店のものが全部食べられなかったら、どうしよう・・…

夕ごはんはトビウオの開きなどと今日のつれづれ失礼します。 夕ごはんは、初めて食べるトビウオの開き、じゃがいもとキャベツ、玉ねぎのポトフ風、残りのお味噌汁、玄米ごはん、でした。 年だからと洋食を作らなくなった母、大変なんだろうなと思うので、オムライスやハンバーグなど食べたいものは買わないで作ろうかなと思い始めたところです。 母も私も、父が亡くなってから大変でした。母のほうが大変だったと思う。でも私も精一杯だったと思う。 ほんとうはいいカフェも行きたいのを、今はやりたいことを仕事にしたいのでお預け、そのかわりたまにはスーパーマーケットなどでカフェ代わりに買い込んだりしてます。どうしても食べ物だけは…

父親は毎日、母親を怒鳴っていた 何かにつけて粗を見つけては怒鳴った、 夕飯を食べ終わった姉が 自分の部屋へ戻った時も母を叱った 父親が食べ終わるまでその場を 離れないのが普通だと 母のしつけが出来てないと、 1番下の私は、食べるのが遅く そのやりとりを目の前で見ていた、 見たいテレビがあっても我慢して 食卓に座り続けた。 どんなにトイレに行きたくても我慢した 母が「お前だけでもここにいてくれ」と頼むから 母は毎日私に言った 「お前の為に離婚をしないで我慢してるんだ」と 私に家があって、着る服があって、 ご飯が食べられるのは母の我慢があるからだと その呪いの言葉は、何十年と繰り返し 聞かされるこ…

永遠なんてない。 さまざまな場面でそう感じてきたが、こんなにも実感したのは初めてだった。 母に病気が見つかった。 年齢を考えれば、決して珍しいことではないと思う。 でも、いざ身近な人がそうなると、こんなにも不安で怖いものなんだ。 浮気性な父との結婚生活、癇癪持ちの義母との関係、なにかと手のかかる私と兄の子育てと、これまでなにかと気苦労が多かった母。 子どもの頃はごく「普通」の家庭と思っていたが、成長するにつれて少しずつ見えていなかったものが見えてくるようになり、我が家の「普通」は母の“我慢”で成り立っていたことに気付いた。 社会人になったくらいのときには、夜中に家を飛び出したことが何回もあると…

農作業に従事する前、私は昼食係だったのだが、まったく12時前に帰れなくなってしまった。 それでも帰れるときはあるが、毎日は絶対無理。畑には早くて8時に行ける日もあるが、遅い時は9時すぎになる。徒歩で20分ほどかかるからだ。 それから作業にとりかかかり、少なくとも11時15分には畑を出て帰宅の途につかなければ、昼食を作れる時間には間に合わない。 しかも、時々は買い物を頼まれるため、買い物に行くときは畑を10時45分くらいに出なくてはならない。これだと全然農作業ができないわけだ。 何のために畑に行っているのかわからなくなる。収穫だけなら大丈夫なんだけどね、母から「昼食係が何をやってるんだ？」って言…

00.はじめに 01.アメリの生い立ち 02.アメリの父と母 03.空想を好む少女 04.母の死 05.カフェ、ドゥ・ムーラン 06.好きなもの、嫌いなもの 07.アメリのアパート 08.タイムカプセル 09.未亡人ウォレス 10.店長と店員 11.探偵アメリ 12.ニノとの出逢い 13.引きこもりな父 14.神経症な面々 15.調査 16.引きこもりな老画家 17.ルノワールの少女 18.プルトドー 19.空想癖と葬式 20.ニノという青年 21.恋愛談義 22.恋のキューピット 23.アメリの悲観 24.不快 25.イポリトの人生観 26.復讐 27.ニノからの行動 28.リュシアン 29…

久しぶりに唐沢鉱泉さんに行きました 大型バイクがとまっていてお客さんでしょう、さすがにバイクは撮影しませんでした ゴルフ場からセミナーハウス付近までの地帯は持ち主の人達の好みで様々な草木が植えられているけれど、別荘越えると未舗装の道、しばらく植林された道は静寂が広がりだす場所 森の空気にかわりだし、此処を抜けると急な坂もある山道 そこをバイクで登ってきた様子を想像すると恰好いいなあ、いいなぁと思うのでした 山道沿いは今、葉っぱのお花が咲いていて たぶん深山木天蓼、漢字は実はいまウィキペディア見て知りました ミヤママタタビと読むそうです まるでクリスマスオーナメントのようと思うのは私だけか スマ…

最近、教育系体験記というタイトルを忘れがちな私でしたが、 久しぶりに中学受験についての出来事を書いてみたいと思います。 前回（４月）の塾の組分けテストで、 これまでのSB１クラス（偏差値５１以上）から SSクラス（偏差値５６以上）に上がった次女ニコ（小６）。 約１か月ほど前からSSクラスでの授業スタートとなったわけですが、 授業自体は、特に分からない所もなく、普通に受けられている模様。 ただ、毎週土曜日に行われる『週テスト』で・・・成績ダウン！！ 由々しき事態が発生したのです。( °᷄д°᷅;)⁾⁾

A市民病院の手術室前 ２０２４年４月３０日早朝に、Ｃグループホームで転倒し、救急搬送された母の大腿部骨頭部骨折の手術の日が今日５月１０日です。 母は５月８日に熱がでて３７．７度あり、担当のＹ先生から手術ができないかもしれないと電話があったのですが、５月９日の１６時頃に、熱は３７度まで下がり、予定通り行うとの電話があったのでした。 それにしても、母のあの下半身の浮腫で元々３４キロが４７キロになっていて、下半身のみがパンパンの状態ですので、あんな状態で手術して本当に大丈夫かと不安の方が勝ります。あのＹ先生の自信のある言い方は、一体どこから来ているのでしょうね。不思議ですが信用するしかありません。私…

バイトのあとそのまま実家へ。母から夕ご飯の献立のリクエストを聞かれて即座に元気よく「コーンフリッター！」と答えていたので、私のためにコーンフリッターが用意されていた。イェイ。 パーキンソン病の伯母は10日間のショートステイに行っているとのこと。母は詳しいことを語らなかったが、義妹から聞いた話によると、伯母は薬のせいもあり認知症のような症状が酷くなっているみたい。身体中を汚してトイレから出てきたりしてとうとう母の我慢が限界に達したらしい。 夕ご飯を食べている時に母が涙を滲ませながら「結婚45年で今初めて夫婦2人の生活ができている」と言った。 猫に見守られながらお風呂に入り、猫と共に寝た。明日は母…

＜ジャンル＞ 家族、毒親、友情、ファンタジー ＜おすすめ度＞ これも勉強…😭 可もなく不可もなく🤔 そこそこ良かった🙂 すげー良かった😆 ⬅️ココ 全人類見て！！😳

なんか申し訳ないね 朝から気分だだ下がり母 お馬さんの不機嫌 でもそれは理不尽 それは論点違うない？散々土日を自分の趣味の草原に費やしてきて 今さら我が子に力入れたいからって土日の我が子の予定とか習い事否定するとか 自分勝手過ぎない？ 我が子が登校してから、または別日を設けて話し合うべきこと でも母は我慢ならなかった お馬さんの放った一言が 今まで家族を無視して自分勝手にやり放題やってきたのそっちだよね？ 今更だよ いつまでも自分の意見を通せると思うなよ 険悪な夫婦間の空気が流れる中 いってきまーす 我が子、ごめん そんな朝 気持ちを切り替えて出勤する