かねてこの計画を「核汚染水で海洋環境の安全と人類の生命、健康にかかわる重大問題」と批判してきた中国は、初日の放出後、日本産水産物の全面禁輸を宣言し、25日には水産加工品の購入や使用も禁止した。 理由は「中国の消費者の健康を守り、輸入食品の安全を確保するため」というが、不当な禁輸で日本の水産業に多大な経済的打撃を与える暴挙に他ならない。岸田文雄首相が即時撤廃を申し入れたのは当然だ。(8月26日付産經主張「中国の水産物禁輸 科学無視の暴挙をやめよ」) が、日本産水産物の全面禁輸を即時撤廃するようシナ(China)に申し入れたことは疑問だ。自由主義の立場から、各国には禁輸する自由もあると考えるからで…