さて、柳原天神社を後に次なる場所へと向かう先に、とても大きな仏像の背後が見えてきました。 表に周ってみると、毘沙門天様が頂ける能福寺さんの境内にある大仏様。 日本三大仏の一つになるそうで、戦時中の金属供出で残ったのは台座だけ。 今ある姿は平成三年に再建されたものだそうです。 ちなみに、日本三大仏に数えられるのは奈良の大仏、鎌倉の大仏、そして残る一つはここ能福寺の兵庫大仏、もしくは岐阜市正法寺にある岐阜大仏のいずれかになるそうで、時代によって諸説あるようです。 能福寺は唐へと留学していた最澄が帰途、大輪田の泊(現兵庫港)へ上陸され、自作の薬師如来像を安置し、日本最初の教化霊場にしたことが始まりと…