本記事では新羅をテーマとして古代を明らかとしていく。過去記事にて新羅の微叱己知波珍干岐(ミシコチハトリカンキ)やヤマト王権の古墳群・~前期後半までを紹介。その中で、ヤマト王権・前期の中では池田古墳群・池田9号墳に新羅のミズラをしていると思わしき人物埴輪の存在を示した。今回は微叱己知波珍干岐と葛城襲津彦の関係を示す。次の流れで紹介していく。 ・天日槍(アメノヒボコ)の渡来・婆娑尼師今(ハサムキム)が微叱己知波珍干岐を遣わす・宇流助富利智干(うるそほりちか)・汙礼斯伐(うれしほつ)、毛麻利叱智(もまりしち)、富羅母智(ほらもち)・考察:~倭国とミサフン~ ■天日槍(アメノヒボコ)の渡来 日本書紀、…