バースデイライブをやった。 ほぼ満席。 思ったよりも多くの人が来てくれたのは嬉しかったが、複雑な思いもある。 「元気ですね」と言われたり、「あと10年は大丈夫だよ」などと励まされたりする。 それはそれで有難いのだが、その言葉の裏側には、「もうそろそろ終わりに近い」という前提があるのだ。 勿論、それは自分自身も感じている事なのだが……。 それでも日々、「今度はこんな事をやりたい」と心ひそかに思っている。 それを「気が若い」と言うのか? それとも「自分を判っていない」と言うのか? もしくは「空気を読めていない」と言うのか? まだ心の奥には燻ぶった火があるのだろうか? そんな事を自問自答する。 そん…