●5-x6阪神(11回戦:阪神甲子園球場) 三ツ俣大樹のサヨナラ打という最高の形で始まった一週間は、5連敗という最悪な形で幕を閉じた。まるで天国から地獄へと突き落とされたような気分だ。 しかし “まさか” とは言えない面もある。離脱中のビシエドに続いてこの日は木下拓哉が腰痛で欠場。代役の石橋康太は咄嗟の判断力や守備面において不安が拭えず、11回裏には痛恨の悪送球でサヨナラの局面を演出してしまった。なまじ接戦になっただけに、最後の最後で正捕手不在が響いた形である。 溝脇隼人や石岡諒太の起用など、なんとか流れを変えようという試行錯誤は伝わってくる。だが4番と正捕手が抜けてしまってはいかに打線を組み…