昆虫関係の書は春に出すと一番売れるそうで、今春は色々献本していただきました。昆虫記者がブログで紹介したところで、売り上げにはほとんど貢献しないのですが、いただいた1冊分ぐらいの効果があれば、それで良しとしましょう。 1冊目は裏山の奇人として知られる昆虫学者、小松貴氏の「怪虫ざんまい・昆虫学者は今日も挙動不審」です。 小松氏とは極寒の2月に、沢の冷水の中でのヒメドロムシ探しにご一緒しました。その難行苦行の様子を時事ドットコムの「昆虫記者のなるほど探訪」で紹介しているので、どれほどの奇人かは、同記事の行間からもにじみ出ていると思います。 「怪虫ざんまい」は、非常にマニアック(昆虫学者などという者は…