いよいよ、旅のハイライト、大紅袍茶樹の原木を目指して天心景区へ。 「大紅袍」何それ?と思われるかもしれませんので、少しばかり説明を。 大紅袍は、武夷市で生産される岩茶の銘柄の一つですが、数ある武夷岩茶の中でも頂点に君臨しているともいわれるお茶です。大紅袍原木から生産される茶葉は、年間1kgに満たないという稀少なもので、一般の市場に出ることはなく、あるオークションでは20g250万円という価格が付いたとか、こうなると幻のお茶です。ゼロが4つ多いんじゃないのと思うほどの高値です。 市場に出回っている大紅袍は、原木から接ぎ木や挿し木で採取された茶葉をブレンドしたもので品質により値段もピンキリあるよう…