国土交通省は、9月19日、2023年の基準地価を発表しました。 基準地価は、都道府県が毎年7月1日時点の土地の価格を調査し、国土交通省が9月に公表します。 対象地点は全国で2万1,381ヶ所でした。 住宅地や商業地、工業地など全用途の全国平均が、前年比で1.0%上昇し、2年連続のプラスになりました。 上昇率は、コロナ前の2019年の0.4%を上回り、回復基調が鮮明になっています。 住宅地の全国平均は、前年比0.7%伸び、商業地も1.5%上がり、2年連続の上昇となりました。 コロナ禍で全国の地価は、マイナスに沈みましたが、足元では上昇が目立ちます。 3大都市圏の全用途平均は、2019年の2.1%…