『永山則夫 封印された鑑定記録』(堀川恵子 岩波書店)の読書感想文の第4回最終回、”圧倒的な孤独感 フツーの人こそ薬になるの巻”です。 映画やテレビからだけ世事を学んでいた私は、フツーの子どもとだいぶ違ったので、学校などでバカ扱いされいじめられたのでした。 とはいえ、年齢が上がるとさすがの私も自分のおかしさに気づきだします。なんか周りと違うゾと。 それからは人と関わることは戸惑いの連続となりました。 永山も周囲との経験の違いに大きく戸惑い続けました。周囲のフツーの人たちと自分の経験があまりにも違いすぎたからです。まさに、違う世界で生きてきた感じです。 違う世界で生きてきた感。 これは圧倒的な孤…