多孔尺八と多柱琵琶 琵琶は、柱(フレット)がありまして、楽琵琶が四柱平家琵琶が、初期は四柱、多くは五柱盲僧琵琶は各人の工夫が多様で、四柱から六柱 薩摩琵琶は、正派と錦心流が四柱 錦琵琶と鶴田流が五柱 現代的な取り組みとして、塩高和之さんの半分の長さの六柱など と様々です。 この「柱」をいくつにするか、これが割と面白いテーマで、昭和初期に全国紙で激論が交わされたり、お家騒動からの琵琶ブームの終焉などに繋がる。 たかが柱ではないのです。 尺八もトラディショナルは五孔、現代曲に対応する七孔や九孔、オークラウロに対する古典派の奏者の想いは色々あるようで(これも最近は風向きが変わったのでしょうか)。 尺…