「”バシ”って何?」~地下鉄に乗っているときに、時々お客さんから受ける質問。次の駅を知らせる車内アナウンスの「〇〇橋」=「〇〇bashi」が耳に入り、何だろうと思うようだ。 黄色のマーカーは「〇〇橋」~地下鉄の駅だけでも、確かに多い。 「ありがとう、聞いてくれて」~私は笑顔になる。 まず、日本語の「hashi=橋」は前に地名がつくと濁音になって「bashi」になると伝え、ひらがな、カタカナ、漢字からなる日本語の複雑な表記方法の話をする。 そして、約400年前の東京(=江戸)は、湿地帯だったので、インフラ整備が必至で、物資を船で運ぶための運河や川を中心に発達したため、至る所に橋があると説明する。…