細辻伊兵衛美術館で2025年2月12日まで「ダンス、ダンス、ダンス!踊るテヌグイ展」開催中。この美術館は、手拭いがチケットで、下数㎝の所を半券としてビリッと破り取られ、残りは手拭いとして使えるように持ち帰るユニークさ。私は過去「昭和のモダンガール展」(令和5年)と「京てぬぐいと京うちわ 昭和初期のスポーツ展」(令和6年)に行っている。妖怪展(令和5年)に行かなかったのは痛恨の極みである。展示された手拭いの製作年が明示されていて、記録の管理には感心する。本と違って、手拭いそのものには製作年は記載されないからだ。 さて、美術館を運営する永楽屋細辻伊兵衛商店が戦前講演会を度々開催し、講演集まで刊行し…