その細かい描き込みで、観る者の目を楽しませてくれる。 例えば〔animals「猫」〕と題された一枚は40㎝四方の画面いっぱいに欠伸をする猫が描かれ、しかし良く見れば、それはより小さな生き物や物が集合した結果の表現。 展示されている作品は全て、同様の手法で制作され、成程、夫々が彼にとっての宇宙(cosmic)を構成する要素なのだと了解される。 それにしても、偏執的とも思える作画手法。 一枚を仕上げるのに、どれほどの労力を注いでいるのか。 会期は~5月22日(日)まで。