<番組紹介> 沖縄復帰後の50年は 工芸の世界にも激しい変化をもたらした。 ガラス、焼き物、染物の各分野で 工芸家たちがどんな困難に会い、 それをどう乗り越え、 進化させたかを見る。 今年、復帰から50年の沖縄。 この間、人々の暮らしだけでなく、 沖縄の工芸も大きく変化した。 ガラス工芸は伝統を持たなかったため、 かえって斬新な技法が試みられ、結実する。 独自の染め物・紅型では、 伝統のくびきを脱して、 表現の可能性を広げていく。 また焼き物では、 復帰後、公害という新たな問題の発生で 従来の作陶が不可能になる。 陶芸家たちは生き残りをかけ、 多様な挑戦に乗り出す。 沖縄の工芸、50年の軌跡を…