元・京都大学知的財産企画室研究員。河合隼雄・文化庁長官のおい。
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会 (ACCS) の個人情報流出事件 (ACCS事件) に関連し、
2004年02月04日、警視庁に不正アクセス行為禁止法違反と威力業務妨害の容疑で逮捕される。
ネットセキュリティの問題や法律解釈の問題などでインターネット界に大きな波紋を呼ぶ。はてなダイアリーユーザー。
ハンドルネーム:office
数年前に起きたCannal Duke事件とは、当時最高の防御力を誇っていたForce264 BBS
(通称カール板)を荒らせるツールが夏休みにばら撒かれ、厨房が猿のように
各地の掲示板を荒らしまわったことにまつわる一連の事件である。
その中には当時影響力の大きかったグループであったBack Section、Cr[y]ackerzと
そのつながりのOffice氏、邪悪神父*1氏等が集うExterminate BBS
http://web.archive.org/web/20020204072927/http://dmnz.org/bakaboku/200008.html
を荒らしたものがあった。ハッカーグループとして活躍していた彼らは面子を保つために
犯人探しをしたが結局特定できなかった。そこで彼らは製作者であるLogeに弁護士の存在
をちらつかせるメールやテキストを送りつけ脅迫まがいのことをして
謝罪させたという事件があった。これをCannal Duke事件という。
この際、Logeの個人情報の晒し上げを行ったが、実はまったく関係のない人を
晒し上げていたことが後で明らかになる。
Cannal Dukeそのものは、ターゲットのhtmlからinput要素を拾い上げる機能を搭載した、連続かつ高速にhttpアクセスを行う、いわゆるdukeスクリプトの一つである。後にそれらの機能はPerlモジュールの機能を用いて簡略化され、ChiririDukeとして公開されている。
Office氏、邪悪神父らによるテキストの一つ
http://web.archive.org/web/20031012083031/http://dmnz.org/tmp/text/summer.html
*1:本名は松田誠司。イーディーコントライブ社取締役。産学連携プロジェクトリーダー