北米で河川環境配慮が最も進んでいるのは、米国のオレゴン州、マサチューセッツ州、カナダのブリティッシュコロンビア州です。 北米の場合、大規模な河川改修が行なわれるようになって、まだ、200年ですので、河川環境は復元が基本です。 ブリテッシュコロンビア州の場合、2002年くらいから、つまり20年くらい前から、河川環境の復元を進めてきています。ただし、今までは、adaptation中心で、試して、結果をみて、良ければ、その方法を継続し、悪ければ対策を変えるという手順です。 これに対して、2017年のInterim Assessment Protocol(ver.1.0)から、GISを使って、河川環境…