「男女」という生物学的性別を自認する性などと同列に説明する教科書も目立った(松井英幸撮影) 文部科学省は22日、令和7年度から中学校で使われる教科書の検定結果を公表した。LGBTなど性的マイノリティーについての記述が増加。社会科地理など現行本には記載がない教科にも登場し、教科横断的なテーマとして扱われるようになった。保健体育は学習指導要領で定められた教育内容の範囲外だが、全ての教科書が「発展的な内容」として掲載した。 現行の学習指導要領に沿った中学校教科書の検定は元年度に続く2回目となり、10教科100点が合格した。技術・家庭(技術分野)でイスペットの1点が不合格となった。社会科歴史で2点が「…