現職最後の頃は旅費が毎年のように削減され、また、旅費支給に細かな制約もあり、県外や泊を伴う遠隔地での研修にはほんの僅かの職員しか出張命令が出せない状況だった。教育研究会や先進地視察など、為になる出張は少なくない。経済が好転しなければ旅費の増額もないので景気回復が待たれるところだろう。 泊を伴う遠隔地への出張では教職員にお土産を買って帰る慣習が残る学校がある。お土産を頂けばお気遣いをありがたく思うが、出張先から帰るだけでも大変なのでご苦労をおかけしたという気持ちにもなる。 日々多忙な職員に些細なことであっても、職務以外のことで苦労をかけるのはよくないと思っていたので、個人的な旅行ならともかく、出…