はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と六十三 「イチオク ソウ アブクゼニ!」 「一億総泡銭(アブクゼニ)!」 ん? 「コレまでの常識を覆す、天下無敵の五文字熟語」 んん? 「コスパ、タイパ、で、投資で儲けて楽しく暮らす」 と、Aくん、突然の御乱心。 「ダ、ダメでしょ、それ」 ココは一歩も引くわけにはいかないと、その御乱心にモノ申す、私。 「ナゼだよ。上司にエラそうに罵倒されて、場合によってはパワハラもセクハラもされて、オマケに残業まみれ、給料だって上がらない。どころか、アッサリと首まで切られたりもする。ぐらいなら、投資で、サクッと、って、思いたくもなるだろ、普通」 そんな最悪のケース三昧で…