3月13日、国立能楽堂へ、「東京能楽囃子科協議会定式能(三月公演)」を観に行ってきました。-狂言「蝉」蝉の霊が萬斎さん、旅僧が高野さん、所の者が金澤桂舟くん、地謡が、裕基くん&中村くん&内藤くん&飯田くん。後見が深田さん、前半の幕が岡さん、後半の幕が太一郎くん。笛が八反田智子さん、小鼓が住駒匡彦さん、大鼓が柿原孝則さん。-萬斎さんは、うそふきの面、黒頭、白の縷水衣。その下の厚板(?)は、泥染め大島紬ちっく。蝉の繊維質な胴体の質感に寄せているのでしょうか。-ふわりと身体をひるがえすと、カサッとした軽いモノが、浮遊してるよう。一転して、高速の舞は、狂気をはらむカッコよさでした。-そして、細身の萬斎…