はじめに 太龍寺ロープーウェイ 境内 境内案内図 舎心ヶ嶽 弘法大師像 流政之作「山のさきもり」 おわりに はじめに 空海が19歳の時、舎心嶽(しゃしんだけ)で修行されたことが「三教指帰(さんごうしいき)」に記されています。 この時、空海はあらゆる経典を記憶し、忘れることがなくなるという「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)」を修したそうです。 空海は青年期における、思想形成の上で重要な時期をこの太龍寺山で過ごしました。 21番札所の太龍寺は、太龍寺山頂(標高600m)付近にあり、札所の中では6番目の標高です。 山深い、うっそうとした木々の中に伽藍がたたずんでいることから「西の高野」とも呼…