「こちゃえ節」から「お江戸日本橋」へ 「お江戸日本橋」は明治4、5年から流行し初めました。最初は「こちゃえ節」が流行していたのが、いつしか「東海道こちゃえ節」というタイトルで人気となり歌詞も現在の形に変化したようです。 現代でも有名な端唄ですが、【成立した経緯が明らかになっていない事】が興味深いです。 ♪お江戸日本橋 七つ立ち 初上り ♪行列揃えて アレワイサノサ ♪コチャ 高輪 夜明けて 提灯消す ♪コチャエ コチャエ 歌詞の意味は「東京日本橋を午前4時に出発して、みんなで初めて京都に行きます。」、「歩いているうちに夜が明けてきたので、高輪の町では提灯の明かりが消されています。」となります。…