梅の花が、そろそろ散って少しづつあたたかな日差しを感じるころ 3月の初めの頃でしょうか。 この時期の季語として 雨水、春寒、風光る、そして梅 などがあります。 雨水は、二十四節気の一つで、立春後十五日目のことですが、 この時期、降っても雪にはならず、雨になり草木も芽吹くころの情景を詠みます。 ・古道を寺に向かいて雨水かな ・川の面の波立ちいたる雨水かな 春寒は、春を感じさせる気候になって来たのに、今日は、また寒い日です。と言った気候です。 類語に余寒がありますが、こちらは、春と言ってもまだまだ寒いです。 ・北吹いて浜の散歩は春寒か ・春寒の朝日を写す地蔵尊 風光るは、春の日差しが強まり風が光る…