食育活動の担い手に 10年ほど前、僕が福津市津屋崎で主催していた「海のイスキア」。 死別の悲しみを抱えた人たちが集う癒しの場だ。※現在は活動休止中。 そこに、夫をがんで亡くした女性が訪れた。 今も付き合いが続く大分県の元小学校教諭のNさん。 Nさんは、2年前、僕が製作に携わったドキュメンタリー映画「弁当の日」の試写会に参加し「定年後、私の目指す方向が定まりました」と言ってくれた。 今は、「子どもが作る弁当の日」の活動を全国に広げる担い手のひとりである。 先日、Nさんは、仲間たち6人と実行委員会をつくり、大分県で自主上映会を主催した。 会場に集まった市民は、約200人だった。集客に苦労されている…