沖縄に、在日米軍の専用基地のうち3/4ほどが集中している。これについては、返還時の本土並みの約束が守られず、過度な負担が継続しているとの見方がある。日本政府も「旧琉球国に負担を押し付けて、見て見ぬふり」と批判する人もいる。それでも基地返還や兵力移転の交渉は進んでいて、昨年末から海兵隊のグアム移転が始まった(*1)。 玉城知事の独自外交(*2)が功を奏したと、地方2誌は書くも知れないが、僕は全く違う意見を持っている。それは「米軍は対中国戦の可能性があり、沖縄は危険になったから退くのだ」ということ。 浦添市にあるCamp Kinser そもそもなぜ米軍専用基地が沖縄に集まったかというと、冷戦時代に…